個人事業主のためホームページコンテンツ・内容の作り方

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この記事では、個人事業主がどのようにホームページのコンテンツ(内容)を制作すればよいのかについてお伝えしていきます。

ホームページにどのようなコンテンツを盛り込み、どのような方向性で内容を構築していけば、成約の取れるホームページになるのかを解説いたします。

はじめに

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この記事を読まれている方は、

「個人事業主で、ホームページの内容をどのように構築していけば、よりお問い合わせなどの成約を増やしていくことができるのか」

このようなことを知りたい方だと思います。

ホームページというと、会社概要やアクセス情報などがある企業(法人)のものをイメージする方が多いかと思います。

しかし実際のところ、企業と個人事業主のホームページに盛り込むコンテンツの書き方は異なります。

たとえば、個人事業主の場合は必ずプロフィール文をコンテンツに盛り込み、コンセプトやごあいさつ文なども含めます。

企業においても、コンセプト(理念に該当)はホームページに掲載することもありますが、個人事業主と異なる点は「人が伝わるかどうか」という点です。

企業の場合は大手になればなるほど「固く・機械的な」内容になりがちですが、個人事業主のホームページにおいてその方法はあまり好ましくありません。

個人事業主は「人」で売る必要があるため、「人となり」が伝わらなければホームページにアクセスした訪問者とのエンゲージメント(信頼度・共感度)の向上は見込めず、成約にはつながりません。

まずは、ホームページを通してお客様に「いいな」と感じてもらう必要があり、その方法が個人事業主にとっては「人を伝える」ことなのです。

個人事業主のホームページコンテンツ制作の4つの前提

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まずは、コンテンツ制作の前提について見ていきましょう。

コンテンツ制作の前提には、以下の4つがあります。

前提① ホームページに気づいてもらう努力をする

(見込み)顧客にホームページに気づいてもらうためには、SEO対策を行う必要があります。

SEO対策とは、検索者が「ホームページ コンテンツ」などで検索したときに、このキーワードで検索結果の上位にホームページを表示させることを指します。

広告を用いることでホームページのアクセスを増やす(気づいてもらう)こともできますが、広告は費用がかかるため、通常はSEO対策も並行して行います。

SEO対策を行うにあたって、やるべきことは次の2つです。

・被リンクを増やす

・検索意図に合致する十分なコンテンツを用意する

被リンクとは、「このホームページいいよ」という理由で、他のホームページにURLが紹介されることを指します。

重要な点として、この被リンクはあくまで「当事者以外が」・「自然発生的に」紹介することが前提であり、ホームページの運営者自らがSEO対策目的で被リンクを構築する(貼る)行為は明確に禁止されています。

なぜなら、この行為は検索エンジン(google・Bing)を欺く行為だからです。

検索エンジンの役割は、Web上に散りばめられている情報を整理し、良質な情報を検索者に提供することです。

良質な情報を提供しなければ、検索結果が当てにならないため、誰も検索エンジンを使わなくなってしまいます。

そうなれば、広告収入が得られなくなり、会社を支えている収入源を失います。

そのために検索エンジンはアップデートを繰り返し、検索エンジンの品質を高めているのです。

過去に、被リンクはSEO対策で絶大な効果を発揮しました。

現在も効果があるのは事実ですが、検索エンジンの性能が高まり意図的な被リンクは見破られるようになっており、ペナルティが課される可能性があります。

被リンクは、いわば諸刃の剣であるため、自らが意図して行う被リンクは避けましょう。

自らが被リンクをコントロールできないのであれば、あと残されている道は「コンテンツの質を高めること」です。

コンテンツの質を高めるとは、次のことを指します。

・検索者の検索意図に合致するコンテンツを用意する

・十分に情報が網羅されているコンテンツを用意する

当然ですが、検索者が検索する際には、必ず何らかの「意図」があります。

たとえば、「ホームページ コンテンツ 作り方」というキーワードで検索する方は、高確率で「ホームページのコンテンツをどのように作ればいいのかわからない人」のはずです。

そのため、検索キーワードの意図に合致したコンテンツを用意し提供するのです。

また、「情報の網羅性」も必要であり、「どれだけ検索者が求めていること(ニーズ)に寄り添い、体系的に整理されている情報を提供できるか」がとても大切です。

情報が体系的に網羅されているほど、検索エンジンも検索ユーザーも高く評価します。

高く評価されることで、被リンクやブックマークがつき、検索エンジンからのさらなる高評価につながることが期待できるのです。

被リンクがSEO対策に効果があったとしても、それは禁止されていることであり、自らが行うことは好ましくありません。

このような状況の下では、実際のところホームページ運営者ができることは「コンテンツの質を高めていく」ことしかできないのです。

前提② 「人」が伝わらないと意味がない

個人事業主の場合は、「人」で売ることが求められます。

例えば、

・司法書士、弁護士などの士業

・スクール関係

・サロン

・治療院

・コンサルティング

・コーチング

これらの職種は、すべて「人対人」の仕事です。

プラットフォーム(Amazonや楽天など)のサービスを構築する場合は、システムが働いてくれるため、人対人ではなくなります。

しかしそれ以外は、すべて人対人が最重要となります。

そのため、まずはホームページのコンテンツを通してどれだけエンゲージメント(信頼度・共感性・親近感)を向上させるかがカギを握ります。

コンテンツを見た(見込み)顧客が、このホームページ「いいな」と思い、ブックマークをして再度訪問したり、お問い合わせにつなげるようにすることが必要なのです。

つまり、コンテンツを通した「ファン化」を進めることが不可欠です。

ホームページのコンテンツにはサービス内容のページを作り、自社の特徴・他社と比較した優位性などをわかりやすく伝えることが欠かせません。

ただ、一方では「他社との優位性などごくわずか、又はほとんどないことが多い」ことも事実です。

このような状況においては、やはりいかに「人」をアピールしていくかが重要であり、コンテンツの総合力を高めていくしかないのです。

前提③ 「伝わる」ように丁寧にコンテンツを構築する

ホームページのコンテンツでよく散見される例としては、「文章がとても雑」ということがあります。

「ほら、どうぞ」とばかりに、雑で伝わらないコンテンツ(文章・画像・動画)をホームページに掲載するのです。

掲載している本人からすると悪気はないのかもしれませんが、コミュニケーションが一方通行で相手に伝わらなければ、成約にはつながりません。

このようなことが起こる理由としては、次のようなものがあります。

・そもそも文章を書くのが苦手で、どう書いたらよいのかわからない(ライティングを学ばずに、とりあえず勢いだけで書いてしまう)

・忙しいと理由をつけて、ざっと適当に書く

・自分本位のコンテンツを書いても、いずれはお問い合わせが来るだろうと思っている

よく、「ホームページは自分の代わりに24時間働いてくれる営業マン」という例えをされることが多いですが、これはあくまで「条件付き」でのことです。

「雑なコンテンツ = 対面している営業マンがぶっきらぼうで、愛想が悪く、説明がよくわからない・伝わらない」ことを意味するため、当然雑なコンテンツではホームページにアクセスした(見込み)顧客は離れていきます。

対面営業では相手によってトーク内容を柔軟に変更することができますが、ホームページではそれが難しいため、あらかじめ理想的な(見込み)顧客に絞ったコンテンツを用意しておくことしかできません。

そのため、質の高い伝わるコンテンツを構築しておき、万全の態勢で訪問者を迎え入れることが不可欠なのです。

前提④ お問い合わせにつなげるための導線構築

導線とは、「どのような流れでホームページの訪問者をお問い合わせなどのアクションにつなげるか」という流れの設計です。

いいかえれば、コンテンツをどのように配置するかの計画です。

たとえばホームページにアクセスし、サービス内容に興味を持ったとしても、「メールでのお問い合わせ」や「お電話でのお問い合わせ」のボタンが見当たらなければ、「まぁいいっか」と離脱されてしまう(ホームページを離れる)可能性があります。

また、コンテンツの配置が整理されておらずぐじゃぐじゃで、「何かよくわからない」というケースもあります。

最近ではスマートフォンからのホームページ閲覧が多く、スマートフォンは画面が小さくため、コンテンツの配置が雑然としていたり、アクションボタン(お電話でのお問い合わせなど)が見つけにくければ、すぐに離脱されてしまいます。

個人事業主においてホームページを制作・運営する目的は「集客し、利益を上げること」がほとんどであるため、適切な導線構築・コンテンツの配置を行い、アクセスしてきた訪問者をアクションにまで導く必要があります。

押さえておくべき点としては、必ず「画面の一番下にアクションボタンを見やすく設置する」ことです。

画面をスクロール(下に移動)したときに、最下部に見やすいアクションボタンを設置することで、訪問者が迷い離脱することが少なくなります。

ホームページに盛り込むべき11のコンテンツ・内容

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次は、ホームページに盛り込むコンテンツについて見ていきましょう。

コンテンツは、主として以下の11種類になります。

①プロフィール

個人事業主のホームページにおいて、プロフィールは最も重要なコンテンツの一つであるのは間違いありません。

私の経験から申しますと、ホームページからお問い合わせや予約をする方の約5割~7割はプロフィールを閲覧しています。

消費者(ホームページ訪問者)の立場に立てば、お申込みをする際には「サービス提供者がどのような人なのか」はとても気になることがわかります。

今の消費者はそもそも最初から疑ってかかる傾向があるため、コンテンツを通して信頼度を高めていくことが不可欠です。

その一つの手段が「プロフィール」であり、プロフィールを通して「人となり」を伝え、消費者の「いいな」という感情を高めていくことが必要です。

もし、(見込み)顧客が目の前にいたら、印象を良くしようとしますよね?

それをWeb上では、プロフィール写真と文章で丁寧に行うのです。

②コンセプト(想い)

ただ単に稼げるからだとか、ただ単に親から会社を引き継いだというよりも、「こういう理由があり、このような想いで事業をやっている」というようなコンセプトが伝わる方が消費者の感情をより動かします。

しかし、これは崇高なコンセプトをわざと掲げるという意味ではなく、過去・現在・未来に通じる自分自身の想いを丁寧に伝えるという意味です。

よく、もっともらしいキャチコピーのコンセプトを掲げている方もおられますが、このようなコンセプトはたいてい相手に響きません。

なぜなら、単純に「薄っぺらい」ですし、「嘘っぽい」からです。

たかが文章といえど、されど文章であり、文章を書いた背景は読み手に伝わるものです。

コンセプトはプロフィールと通じる部分が多く、

・過去(どのような経験をし、なぜ今の仕事をしているのか?)

・現在(どのような想いでお客様と接しているのか?)

・未来(お客様にどうなってもらいたいのか?)

このような点を意識しながら、自分らしく丁寧に文章を書くことが求められます。

③サービス内容(特徴)

サービス内容のコンテンツを作る際には、以下の点を意識することが必要です。

・競合となるライバルを調査し、ライバルと自社の特徴を踏まえて、自社の特徴が伝わるように丁寧に作り込む

・ペルソナ(理想的な消費者)を設定し、そのペルソナにしっかりと届く表現を用いる

・文章だけでなく、画像・動画を組み合わせて、より説得力のあるコンテンツを構築する

ライバル企業を調査していなければ、自分自身が自社の特徴だと思っていたことでも、実は当たり前のことである可能性があります。

高単価になればなるほど、Web上で他社と比較されることが多くなるため、ひとりよがりのコンテンツでは相手に響きません。

しっかりと他社の動向を踏まえたコンテンツを制作することが求められます。

また、「どのような人に一番コンテンツを届けたいのか」が明確になっていないと、伝わるコンテンツは完成しません。

たとえば大勢の人がいる道で、「そこのあなた」と声をかけるより、「坂本さん」と名前で声をかけた方が振り向いてくれる確率はとても高くなります。

ホームページもこれと一緒で、できるだけ特定の人に絞ったメッセージを伝える方が反応率が高くなる傾向があります。

また年齢層によって、文章などの訴求するアプローチ方法がまったく異なります。

わかりやすい例を挙げると、10代の若い女性に、シミ対策の化粧品を訴求しても売れることはないでしょう。

「これ、私のための商品・サービスかも」と、「自分ごと化」させることが大切です。

よく文章だけでコンテンツを制作している方がいますが、文章だけだと説得力に欠けます。

たとえばスクール関係のホームページであれば、受講者は「どのような所でレッスンを受けるのか」という点が女性であるほど気になるものです。

そのため、スクール内風景の写真は欠かせません(動画でも構いません)。

お客様が、スクールに通うのを具体的にイメージできるコンテンツを盛り込んでいくのです。

そうすることでお客様の不安が払拭され、よりお問い合わせや予約などのアクションにつながりやすくなります。

また動画であれば、講師や教室の雰囲気がすぐにわかりイメージしやすくなるため、代表紹介やスクール紹介の動画をホームページに盛り込むのも有効な手段となります。

④ごあいさつ文

ごあいさつ文は、プロフィール・コンセプト・サービス内容の3つを簡潔にまとめたものになります。

ホームページのトップページにごあいさつ文を配置することが多いですが、プロフィールをトップページに配置する場合は、ごあいさつ文自体を作らず配置しないこともあります。

文字数としては500字~1000字程度が理想的です。

プロフィール・コンセプト・サービス内容が固まっていれば、あとはそれをまとめる作業になりますので、まずはプロフィールなどを完成させた後に取り組むとよいでしょう。

⑤よくある質問

サービスについてなどの内容でわからないことがあったときに、お問い合わせをして確認するお客様は一部にすぎません。

もともと見込み度が高いお客様の場合はお問い合わせをして確認しますが、そうでない場合はひとまず見送ることになるでしょう。

そうなれば、それは大きな機会損失であり、本来獲得できたかもしれない顧客をみすみす逃すことになります。

そのため、お客様から受ける(受けそうな)質問をすべてカバーするコンテンツを制作するのが理想的です。

「これはわかるだろう」とこちらが思っていても、素人であるお客様にはわからないことが多くあります。

もともとサービス提供者とお客様との間には知識差があるため、基礎的なことから丁寧に説明する努力が必要となります。

⑥アクセス

サロンやスクールなどの店舗に直接来店していただく場合は、来店する際にお客様を迷わせないために住所やアクセスマップ(主としてgoogleマップ)を盛り込んだページを作ります。

また、店舗に来店していただかないビジネス形態の場合であっても、どこに会社が存在するのかを知らせ、信頼感を高めるためにアクセス関連のコンテンツは必ず盛り込みます。

どこで仕事をしているかわからない得体の知れない人から、商品やサービスを躊躇なく購入する消費者はごく一部です。

近隣の地図をイラストで描くことで、よりお客様に場所が伝わり、来店の際に迷うことが少なくなるケースもあります。

⑦料金

商品・サービスの料金は、「明確に表示する」ことが重要です。

よく料金表の下に小さく、

「※別途料金がかかる場合があります」

などと書かれている場合がありますが、これではお客様が問い合わせるのを躊躇してしまう可能性があります。

なぜなら、お客様からすると「表示されているのは結局最安値で、どうせこの金額よりも高くなる」と思うからです。

実際、お問い合わせをして見積りの料金が思ったよりも高い場合に断るのはとても億劫ですし、しつこくセールスをかけられる心配もあります。

そのため、料金が明確なほどお客様が安心し、お問い合わせがしやすくなるのです。

明確に料金を示すことが難しいケースもありますが、この場合はよくある事例を取り上げ、その事例の見積もりを提示することで消費者がよりイメージしやすくなるでしょう。

⑧お客様の声

「お客様の声 = 第三者の声」は、欠かすことのできないコンテンツです。

自社が声高にサービスのことを語るより、実際にサービスを受けたお客様から語ってもらう方が説得力があります(自社のサービスを人前で悪く言う人間はいませんよね)。

お客様の声を掲載する際には、以下の点を意識することが必要です。

・「本名 + 顔写真付き + 文章」の組み合わせが最も効果的(相手が法人や事業主の場合は、URLリンクを貼るとより効果的)

・「匿名 + 顔写真なし + タイピングで打ち込まれた文章」は効果が薄い(簡単に偽ることができるため)

・「匿名 + 顔写真なし」の場合は、所定の用紙に手書きで頂いたお客様の声を掲載すると効果が高まる

このように、できる限り本名・顔写真付きでお客様の声を掲載することが好ましいのですが、これが難しい業種の場合は最低限手書き文章を掲載するようにしましょう。

匿名でタイピングで打ち込まれた文章は、とても信ぴょう性が低く、説得力に欠けます。

⑨お問い合わせページ

お問い合わせページは、通常メールでのお問い合わせを受け付けるページのことを指します。

EFO(エントリーフォーム最適化 / Entry Form Optimization)という言葉があり、これはいかにお問い合わせをする過程での離脱(「やっぱりやめた」)を防いでいくかという対策のことです。

たとえば、お問い合わせの入力項目に名前や住所などが10項目以上ある場合、入力がとてもめんどくさく、離脱される可能性が高まります(最近ではスマートフォンからのアクセスが多いためなおさらです)。

そのため、極力お問い合わせの入力項目は少なくします。

・ご相談内容

・お名前

・電話番号

・メールアドレス

ひとまず、この4つがあれば十分です。

何よりも、まずは「実際にお問い合わせをもらう」ことが重要であるため、補足的なことはお問い合わせを受け付けた後に電話かメールで確認するようにしましょう。

⑩プライバシーポリシー

プライバシーポリシーとは、個人情報保護法に則り、ホームページにアクセスした訪問者の個人情報(プライバシー情報)を適切に取り扱うことを示す文章になります。

例として、次のような文章になります。

・・・・・・・・・・・・・

①適切な収集・利用

個人情報を収集する際は、あらかじめ利用目的を明示し、適正な手段により収集します。 収集した個人情報は、ご本人の同意がある場合や法令に基づく場合を除き、 利用目的の達成に必要な範囲内で利用します。

②安全管理の実施

個人情報は、正確かつ最新の内容に保つよう努めるとともに、漏えい、滅失、き損、 不正利用等の防止のため合理的な安全管理措置を講じます。 個人情報の安全管理が図られるよう、個人情報を取り扱う従業者や委託先に対して、必要かつ適切な監督を行います。

③第三者への提供

原則として、ご本人の同意がある場合や法令に基づく場合を除き、個人情報を第三者へ提供いたしません。 ただし、業務上必要な場合で第三者に提供する際は、あらかじめその旨を明示してから行います。

・・・・・・・・・・・・・

このようなことをホームページに記載することで、適切に法律に則った運営をしていることを示すことができ、ユーザーに安心感を与えることができます。

⑪サイトマップ

サイトマップは、ホームページにアクセスした訪問者が、一目でホームページの概要を把握することができるいわば「本の目次」のような役割を果たします。

ユーザビリティ(ホームページの使いやすさ)の向上のためにもサイトマップのページを作ることが多いですが、実際にこのページは訪問者に閲覧されることはあまりありません。

というのも、適切な導線構築(訪問者を次はどこのページに誘導するかという計画)ができていれば、訪問者がわざわざサイトマップを閲覧する必要性がないからです。

サイトマップには、訪問者用(訪問者が把握しやすくする)と検索エンジン用(検索エンジンのロボットが把握しやすくする)の2つがありますが、検索エンジン用の方がより重要となります。

検索エンジンがホームページを把握しやすくすることで、SEO対策に効果があるからです。

検索エンジン用のサイトマップは、自動作成ツールを使えば簡単に作れますし(Xml-Sitemaps.com・sitemap.xml Editorなど)、wordpressの場合はプラグインを導入するだけで簡単に配置することができます(Google Xml Sitemaps)。

ホームページコンテンツ制作の3ステップ

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次は、実際にコンテンツを制作する際にどのようなステップを踏めばよいのかについて具体的に見ていきましょう。

コンテンツの制作は、以下の3ステップとなりますが、まずはコンテンツ制作の基礎となる考え方についてお伝えいたします。

基礎となる考え方

「過去・現在・未来」と「自社・競合・顧客」。

この2つの軸が、コンテンツ制作をする際の基礎的な考え方になります。

まず、コンテンツ制作で必要なのが「材料集め」です。

材料が集まっていなければ、説得力のあるコンテンツを作ることはできません。

文章がなかなか書けない方もおられますが、このような方はそもそも材料集め自体をめんどくさがり、怠っていることが多々あります。

自分自身には過去・現在・未来の3つの時間軸しか存在しませんが、この未来につながる一連の自己認識が十分でなければ、他者(お客様)に自分をアピールすることはできません。

就職活動のときにありがちな自分探しをするという意味ではなく、これまで生きてきた流れ・出来事・想いを一度立ち止まって把握するだけでも、多くの気づきがあるものです。

また、ビジネスにおいては「自社・競合・顧客」のいわゆる「3C」の考え方が基本となります。

そのため、

・自社の特徴

・競合との優位性

・顧客の理解

という3Cを基にした、分析的な視点が欠かせません。

競合との圧倒的な優位性はなくても構いませんが(ある方が少ないでしょう)、競合となりえるライバルの動向は把握しておくに越したことはありません。

競合及び顧客を理解した上で、丁寧に自社の商品・サービスを顧客に伝えることが不可欠なのです。

では、次からは具体的なコンテンツ制作の3ステップについてお伝えしていきます。

ステップ① 自分自身と3Cの棚卸しする

先ほどもお伝えしましたが、コンテンツを制作する際に必要なのは何よりも「材料」です。

常日頃、

・過去から現在のこと

・未来のこと

・自分の信条

・競合の動向

・お客様のこと

これらのことを考えている方であれば、すでに頭の中に材料が揃っている可能性が高いため、問題はありません。

しかし、あまりこれらのことを考えていない方の場合は、以下のワークに取り組み材料集めをすることが必要です。

正直申し上げてめんどくさいとは思いますが、よりよいコンテンツを構築するために不可欠であるため、以下のの質問に具体的に回答してください。

なお、一度回答して「はい、終わり」ではなく、2週間から1ヶ月ほどの期間を決めて、書き足していく形をとることが理想的です。

一度で出てくる答えなど表層的なものですし、色々な事柄を回想したり考えることで新たな気づきが生まれていくからです。

回答は型にはめようとせず、肩の力を抜いて自分らしく回答してください(以下の質問から派生して、ご自身で質問を付け足していっても構いません)。

・・・・・・・・・・・・・

【過去】

・生まれ育った場所はどんな所ですか?(この生育環境がどのように今の自分を形成しましたか?)

・小学生の頃にどんな印象的な出来事がありましたか?(小学生の頃は、どんな子供でしたか?)

・中学生の頃にどんな印象的な出来事がありましたか?(どんな学生生活を送っていましたか?)

・高校生の頃にどんな印象的な出来事がありましたか?(どんな学生生活を送っていましたか?)

・短大・大学・専門学校の頃にどんな印象的な出来事がありましたか?(どんな学生生活を送っていましたか?)

・すべての学生生活を通して、他者からはどのような人間だと言われたことがありますか?(それに対して自分自身はどう思いますか?)

・すべての学生生活を通して、自分自身が得られたこと・成長したことは何だと思いますか?(それがどう今につながっていますか?)

・すべての学生生活を通して、雑談に使えそうな面白エピソードはありますか?

・初めて社会人になったとき、率直に最も感じたことはなんですか?(なぜそう感じましたか?)

【現在(仕事のこと)】

・すべての社会人生活を通して、自分自身が得られたこと・成長したことは何だと思いますか?(それはなぜですか?)

・今の仕事は具体的にどんなものですか?(素人でもわかるように回答してください)

・どんなお客様が多いですか?(それはなぜだと思いますか?)

・これまでお客様から言われて一番嬉しかった言葉は何ですか?(それはなぜですか?)

・今の仕事を通じて、どんな価値をお客様に提供していると思いますか?(それはなぜですか?)

・お客様が自社を選ぶメリット・選ぶ理由は何ですか?(なぜそう言えるのですか?)

・仕事をする際に最も心掛けていることはなんですか?(それはなぜですか?)

・お客様と接するときに、意識していることはありますか?(それはなぜですか?)

・今の仕事をする転機となった出来事はありますか?(その出来事は自分自身をどんな風に変えましたか?)

・競合となるライバルはどの会社(誰)ですか?(そのライバルはどのような優位性を持ち、動向はどうですか?)

・自社の特徴は何ですか?(競合と違う点はありますか?)

・理想とするお客様は、どのような悩みや課題を持っていますか?(それをどう解決できますか?)

・自社のサービスは、お客様にどんな未来を提供することができますか?

・仕事において、これまでどのような実績がありますか?

【価値観・未来】

・今の価値観を形成している、印象的な出来事は何ですか?

・一番やる気が出るのはどんなときですか?(それはなぜですか?)

・苦手な人・嫌いな人はどんな人ですか?(それはなぜですか?)

・やりたくないことはどんなことですか?(それはなぜですか?)

・仕事に限らず、将来絶対に実現したことは何ですか?(それはなぜですか?)

・尊敬する人は誰ですか?(それはなぜですか?)

【プライベート】

・休みの日は何をしていることが多いですか?(それはなぜですか?)

・趣味はありますか?(どんなところが好きですか?)

・これまでどこに旅行に行きましたか?(理由や感想、そこから得られたものはありますか?)

・座右の銘は何ですか?(それはなぜですか?)

・これまで感銘を受けた本はありますか?(どのような点に感銘を受けましたか?)

・・・・・・・・・・・・・

質問は以上となりますが、ここでの質問に回答することで、コンテンツの材料は揃いました。

ステップ② 集まった材料を頭の中で整理する

材料が揃った後は、それを整理し、組み立てていく作業になります。

材料がただ文字として可視化されているだけでなく、頭の中でかみ砕くことで、より自分らしい説得力のある文章を書くことができます。

自社のお客様となる方はどのようなコンテンツであればより納得しそうか、それに対してどのようにコンテンツを構築していかばよいのかを考えていきます。

よく散歩中やシャワー中に新たな発想は生まれるといいますが、これはあくまでも常に「考えている」からこそ生じます。

適当にしか考えなければ、当然それなりのものしか生まれません。

材料を基に、さらに「考えて、組み立てる」作業を行っていきましょう。

ステップ③ 材料を基にコンテンツを書いていく

最後は、コンテンツを書いていく作業になります。

プロフィールであれば、

①過去

②現在

③未来

の順番で書いていきます。

サービス内容の場合は、

①結果(お客様はどうなれるのか?)

②理由(その根拠は?)

③信頼・安心(お客様の声・製造現場などの「見える化コンテンツ」)

これらの順でコンテンツを構築していくことが基本形となります。

まとめ

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個人事業主のホームページは、何よりも「人が伝わる」ものにしなければなりません。

まったく新たなサービスを展開する場合や特許を取得している場合などは別として、多くの場合は「明らかな優位性など存在しない」なかで事業を行っていくことになります。

このような状況のなかでは、「自社の特徴・優位性(理屈)」をアピールするだけでなく、「サービス提供者がどんな人物なのか(感情)」に対してもアプローチすることが不可欠です。

・自分自身の生い立ちや趣味

・今の仕事に就いたきっかけ

・開業・独立・起業をしたきっかけ

・サービスを提供している背景・想い

・常に心掛けてお客様と接している点

これらのことをホームページのコンテンツに盛り込むことで、お客様は人を感じ、安心し、よりファンになり、成約に結びついていくのです。

自分視点ではなく(自己満足ではなく)、ホームページにアクセスした訪問者(消費者)を説得するに足る十分なコンテンツを構築・用意できてはじめて、ホームページは完成したといえます。

この記事を書いた人

坂本元来

NODL365の代表をしております、坂本元来と申します。

成約率にこだわったホームページ制作を行っております。

記事を通して、どなたかのお役に立てれば幸いです。

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坂本元来

NODL365の代表をしております、坂本元来と申します。

成約率にこだわったホームページ制作を行っております。

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